呉市

呉市は、明治22年の呉鎮守府開庁とともに海軍工廠や関連施設が次々に建設され、全国各地から人々が集まり、都市基盤が整備されました。明治35年に市制が施行され、昭和16年には戦艦「大和」が建造されるなど、日本一の海軍工廠を有するまちとして発展しました。

終戦による海軍の解体後は、平和産業港湾都市として復興を遂げ、海上自衛隊呉地方隊が置かれるなど、海上自衛隊との共存共栄のまちづくりが進められました。

現在、呉市は日本遺産ストーリーの継承と構成文化財の保存・活用に向け、市民と行政との協働によるまちづくりを基本に据え、基幹産業である「ものづくり産業」や豊富な地域資源といった、呉市の特色を最大限に活かしたまちづくりや、広島都市圏を構成する主要都市としての機能強化・充実に取り組んでいます。

構成文化財

見学可/限定見学可(日時指定・事前予約等)/外観のみ見学可/×非公開・一般立入禁止

観光情報

グルメ

呉海自カレー

海上自衛隊呉基地所属部隊のカレーを,市内の飲食店で再現し提供している。

細うどん

麺が柔らかく細い「細うどん」は茹でる時間が短く,海軍工廠で仕事をする人たちの手早い食事に重宝されていました。

牡蠣

呉はむき身かき生産量が日本有数!冬場は各地でかき祭が開催されます。大粒で濃厚な磯の香りが食欲をそそります。

宿泊

おすすめスポット

てつのくじら館(海上自衛隊呉史料館)

日本で唯一、実物の潜水艦を陸上展示する史料館「てつのくじら館」は、平成19年に開館しました。
この潜水艦は、昭和61年に就役した「あきしお」で、平成16年まで活躍しました。全長はジャンボジェット機とほぼ同じ76.2mで幅9.9m、高さ16mと非常に大きなものです。艦内では艦長室、士官室、発令所などが見学でき、潜望鏡からは、呉湾を行き交う船を見ることができます。

灰ヶ峰

標高737m、旧海軍の高角砲台跡が展望台として整備され、360度の大パノラマが楽しめます。港町を一望する美しい夜景は、中・四国三大夜景として知られています。光の筋が「くれ」と読めるとそのカップルは結ばれるという噂もあるロマンチックスポット。

戦艦「大和」デザインマンホール

美術館通りと旧海軍墓地前(長迫小学校正門前)には、戦艦「大和」をモチーフにしたデザインマンホール蓋が10枚設置されています。

呉市へのアクセス

広島空港

エアポートバスで 58分

新幹線

東京駅から 3時間44分
JR広島駅から快速 32分


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